女性ホルモンを増やしてくれる「アロマターゼ酵素」「芳香化」とは?
胸を大きくするには、「女性ホルモン」が影響しています。
これは科学的に解明されていることで、女性ホルモンの「エストロゲン」が胸の乳腺を成長させ、
乳腺を守るように脂肪がつくことで胸は大きくなります。
※詳しくはこちらを参考にしてください
[参考]乳腺を育てる女性ホルモン「エストロゲン」とは?
「そんな事は知っている」という人でも、
この女性ホルモンが「男性ホルモンから変化して出来る事もある」という事は、
意外に知らなかったりします。
※さらに言えば、女性ホルモンや男性ホルモンなどの性ホルモン物質を作っているのは「コレステロール」だという事を知らない人も多いですね。
[参考]コレステロールが胸の大きさを左右するって本当?コレステロールと女性ホルモンの関係。
というわけで、男性ホルモンが女性ホルモンに変化する過程についてまとめました。
「女性ホルモンを増やすには男性ホルモンを減らせばいい」と思っている人には驚愕の事実だと思います。
Contents
アロマターゼと芳香化
女性は男性ホルモンが分泌されないと思っている方もいるみたいですが、
性ホルモン物質は名前が「男性」「女性」とついているだけで、男女どちらでも、どちらの性ホルモンも分泌されます。
特に男性ホルモンは体毛を濃くしたり、体つきをガッシリさせたりするのに対し、
女性ホルモンは女性らしいふっくらとした体型を作るのに貢献してくれます。
さて、この男性ホルモン「テストステロン」は、アロマターゼという酵素にあてられると「芳香化」という現象によって女性ホルモンの「エストラジオール」(エストロゲンの1つ)に変わると言うのだから無視できません。
男性が女性にならない理由
男性ホルモンが女性ホルモンに変化するのならば、世の中の男性はみんな女性らしくなっていなければおかしい!と思いませんか?
なぜ男性は女性化しないのか?
その理由は「アロマターゼの量」に関係しています。
アロマターゼが多く存在するのは、ズバリ「卵巣」。
つまり、卵巣を持たない男性はアロマターゼの量が女性に比べて少ないということ。
アロマターゼが男性ホルモンを女性ホルモンに変換している事を考えたら、
アロマターゼの量が女性に比べて少ない男性の体には男性ホルモンが多いまま残り、
その結果男性らしくなる、という事に繋がってくるわけです。
逆を言えば、卵巣を持つ女性だからこそ、アロマターゼを多く生成することが出来、
分泌された男性ホルモンを女性ホルモンに変えられる為、体つきが女性らしくなっていくというわけです。
すごーくクドイ説明になってしまいましたが、
「男性ホルモンの分泌が少なければ女性らしくなれる」という考えが”間違い”だという事が、
このアロマターゼのおかげでわかったのではないかと思います。
アロマターゼは増やせるのか
そこで誰もが思うのが「アロマターゼの量って増やせないの?」ってこと。
アロマターゼが多くなれば必然的に女性ホルモンの量も増えて、願ったり叶ったりといったところです。
・・・が、残念ながら現時点でアロマターゼは人工的に増やす事はできないそうです。
また人それぞれ活性も違うとのこと。
アロマターゼが少ない人はもちろんのこと、
少なくない量でも活性が弱ければ男性ホルモンが強く出てしまう事もあるんだとか。
こればっかりは体が元々備えている物だから仕方ないですね・・・。
ただ、増やす事が出来ないとしても、活性を邪魔しないようにする事は可能です。
チョコレートやローズマリーがアロマターゼを阻害する事がわかっているそうなので、
摂取を控える事で女性ホルモンの量に変化が現れるかもしれません。
・・・ローズマリーはいいとして、チョコレートかぁ・・・。
女性ホルモンが多ければいいというわけではない
アロマターゼは人工的には増やせないという絶望的な事実がわかったところで、
最後に「女性ホルモンが多ければいいというわけではない」という話をしておこうと思います。
「いやいや、女性ホルモンが乳腺を成長させるって言ってたよね」
たしかに女性ホルモンが乳腺を成長させる事に違いはないんですが、
女性ホルモンの量が多くても乳腺を成長させてくれないケースもあるからです。
現代を生きる女性は体内の女性ホルモン量は十分過ぎるほどであるという説を唱える医師もいます。
それなのに胸が小さいと悩む人が後を絶たないということは、女性ホルモンが多くても乳腺が育たないという事の証明になるのではないでしょうか。
女性ホルモンの量を把握している人は少ない
そもそも自分の体にある女性ホルモンの量が多いか少ないかは、ほとんどの人が知らないはずです。
なんとなく胸が小さいから、胸を育てるのは女性ホルモンだと聞いたから、体の女性ホルモンを増やしたいと思っている。
でもよく考えてください。
あなたが本当にしたいことは「女性ホルモンを増やすこと」ではなく、「胸を大きくすること」ではありませんか?
アロマターゼをどうにかして女性ホルモンを増やしたところで胸が大きくならないのなら意味がないことです。
女性ホルモンが多くて困ること
また、女性ホルモンの量が多くなると問題になる事があります。
女性ホルモンが必要量より多いということは、ホルモンバランスが崩れているということ。
ホルモンバランスが崩れるということは、生理不順や不妊などに繋がってきます。
そしてホルモンバランスの乱れは、自律神経の乱れも併発させます。
自律神経が乱れると、更年期障害のようなものや、自律神経失調症をひきおこし兼ねません。
何より最悪なのが、女性ホルモンは乳がんの元となる物質であるということ。
乳がんの細胞が活性化するには乳がんのレセプター(受け皿)に女性ホルモンが結合することが条件になっています。
乳がんの患者数が増えているのは現代女性の女性ホルモンが多くなっている事が原因とする意見もあるほどです。
以上の事からも、むやみに女性ホルモンの量を増やせばいいというわけではないという事が言えるのではないでしょうか。
なぜ女性ホルモンが多くても胸が大きくならないのか
ではなぜ、女性ホルモンが多いのに胸が小さい人がいるのか?
その答えは主に「血行」と「栄養」の2つで説明がつきます。
まずは血行。
血の流れが悪い人は、胸を大きくすることが出来ないんです。
なぜなら、女性ホルモンは血液に乗って運ばれるから。
普段運動不足だったり、生活習慣が良くない人の場合、
血液がドロドロになってしまったり、血管を老廃物が塞いでしまったりして、
血液が適切に性ホルモンを運べない状態を作ってしまっているのです。
適切に運ばれなかった性ホルモンがどうなるかといえば、
結局は体外に排出されてしまったり、前述の通り望まないレセプターと結合したりするわけです。
そして栄養。
血行も良く、女性ホルモンが乳腺を成長させる為にしっかり働けたとしても、
結局は成長させる為の栄養だったり、その周りに脂肪をつける為の栄養だったりが十分に摂取されていなければ、胸が大きくなるはずがありません。
胸が大きくなるというのは魔法ではないですから、
何もないところからは作り出されないんです。
ちゃんと食事から栄養を摂って、それが体内で代謝されて胸を大きくするという、
理論的に考えられることなんです。
そう思うと、無理なダイエットをしているような人は、まず胸を大きくすることは出来ません。
そして栄養もまた血液によって運ばれるので、血行が悪ければ二重に胸を小さくしている事になるわけです。
おわりに
アロマターゼの話から、血行の話にまで飛んでしまいましたが、
結局はきちんと食事をして、きちんと睡眠を取って、適度に運動をして・・・
血の流れを良くしておけば胸は大きくなるという、眉唾的な話が事実だったりするわけです。
その証拠に、バストアップで効果があるとされている教材はほとんどが「血行」に着目しています。
もちろん自分で生活習慣を改善して、血行促進が図れればそれで胸は大きくなるはずです。
ただ、経験則から言えば、「自分一人でやる」というのは続きません。
最初こそやる気をもってスタートさせますが、効率的に行う方法も知らないし、
すぐにバストアップするような物でもないから「効果がない」と思って諦めてしまいがち。
でも辞めてしまったらそれこそ”そこまで”ですからね。
続けられる環境を作るというのも、胸を大きくするための方法の一つだったりします。
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